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渡辺淳一 映画 失楽園 [渡辺淳一 映画 失楽園]

直木賞作家の渡辺淳一さん が、前立腺がんのため東京都内の自宅で死去。80歳でした。

映画化・ドラマ化もされた 「失楽園」 は、中年男女の不倫がテーマ。大胆な性描写で話題となり、250万部を超える大ベストセラーになった。

失楽園(上)

札幌医科大学卒業し、同大医学部整形外科教室講師に。並行して執筆を続け、同大学・和田寿郎教授による和田心臓移植事件を題材にした 「小説・心臓移植」 を発表。

寺内正毅首相をモデルとしたとされる「光と影」 で、直木賞を受賞し本格的に作家活動を開始。「ひとひらの雪」や、「化身」 などの恋愛小説を刊行。

「阿寒に果つ」「遠き落日」「桜の樹の下で」「別れぬ理由」「愛の流刑地」なども映像化。エッセー集「鈍感力」 は、小泉純一郎元首相が引用し流行語になりベストセラーにもなった。

映画版は、役所広司さんと黒木瞳さんが主演。ドラマ版は、古谷一行さんと川島なお美さんが激しい濡れ場を演じた。「失楽園」 は、流行語大賞に。

2003年に、紫綬褒章と菊池寛賞し、直木賞や吉川英治文学賞などの選考委員を務めた。札幌市に、渡辺淳一文学館があります。
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