田中将大 21連勝

楽天の田中将大投手 は、今季無傷の17連勝。昨季からの連勝記録を、プロ野球新記録となる「21」に伸ばした。

連続シーズンを含む連勝記録を、故・稲尾和久（西鉄）さんと故・松田清（巨人）さんが持つプロ野球「20」タイ記録を更新しました。

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「神の子」 が、「神様」 の記録を塗り替えた。「神様、仏様、稲尾様」 と西鉄ファンからあがめられた稲尾和久さんが持つプロ野球の投手連勝記録を更新。

野村克也・元楽天監督が “神の子“ と称した、マー君こと楽天の田中将大投手。「マー君、神の子、不思議の子」 との発言、田中投手はルーキーだった。

投げるたびに打線の援護があり、勝利につながる試合が続いたころのことだ。ただし今季の田中投手は、打線の援護などほとんど必要ないほど安定している。

星野仙一監督は若手投手に対しては辛口発言が多いが、記録を作った後 「称賛の言葉なんて、ない。もう言い尽くしたからな」 と話したほどだ。

しかしエースへの信頼は厚いが、最高の賛辞がまだ残っていた。「稲尾さんは鉄腕。将大は、そうだな、プラチナか」 と。

田中投手本人は、“神様超え” の興奮を全く感じさせなかった。記録達成は「みんなの力」 で、調子は 「まあまあ」 といつもと同じトーン。記録については「シーズンが終わってから振り返りたい」 とあくまでクール。

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