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バットマン アフレック [バットマン アフレック]

映画「バットマン」 シリーズ新作の主演に、米人気俳優ベン・アフレックが起用された。シリーズのファンたちは怒りの声を上げ、ネット上では配役の変更を求める署名活動が立ち上がってます。

署名募集サイト「change.org」 では、2万人以上が配給会社のワーナー・ブラザーズにアフレック降板を求める署名を行った。

バットマン:梟の街 THE NEW 52!

署名の文面には 「彼の演技力はブルース・ウェインになりきるためには完全に不足しており、キャラクターへの不当な評価だ。

バットマン役に必要な筋肉もなければ、迫力もない。『デアデビル』 ではひどい演技を見せ、アクションスターにはほど遠い。誰か他の人を起用してください」 と書かれている。

マイクロブログのツイッターでも、非難の声が相次いだ。ツイッターでは、ハッシュググ「#BetterBatmanThanBenAffleck」(ベン・アフレックよりましなバットマン) を付けた投稿が相次いだ。

ユーザーらが挙げた代役には、ジョシュ・ブローリンやアフレックの旧友マット・デイモンといった俳優。女優のメリル・ストリープといった、奇妙な提案まで飛び出した。

アフレックの起用を弁護する人々もいる。心理学専門の大学教授で、バットマンと心理学に関する著作を持つトラビス・ラングリーさん。過去のバットマンに批判された配役も、最終的には称賛されたことを指摘した。

ツイッターには「思い出して欲しい。『マイケル・キートンにバットマン役は無理』『ヒース・レジャーにジョーカー役は無理』『アン・ハサウェイにキャットウーマン役は無理』」と投稿。

映画批評家のジャスティン・チャンさんは米業界誌バラエティの中で、アフレックは『ザ・タウン』や『アルゴ』で監督として名誉を挽回したものの、役者としての評判は、酷評された『デアデビル』や『ジーリ(Gigli)』といった出演作が多くの人の記憶に鮮明に残ったままだと指摘している。

しかしその一方でチャン氏は、こういった疑念がもたらすかもしれないメリットにも触れた。

「ベン・アフレックはこれまで、『威厳』ではなく『もろさ』を表現することで、役者としての評価を得てきた。この『もろさ』は、銀幕のスーパーヒーローを演じるに当たって不可欠かつ、過小評価されがちな要素だ」

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